魚尽くし
今日は早めに帰って、少し時間のかかる料理をした。
一つは「あぶりサンマのシソ和え」。サンマを3枚におろし、軽く表面を焼いて、シソで和えた。思いつきだけど、なかなか。サンマをおろしたのは初めてだが、身がやわらかくて難しかった。
もう一つは「ブリ大根」。時間がなかったので仕方ないが、本来は大根を下ゆでしておくらしい。長崎産の天然ブリのアラが売っていたので、思わず。
おしゃれ虫 カタゾウムシ
「おしゃれ虫 カタゾウムシ」が始まった。準備が大変だったが、なかなか見応えのある展示になったと思う。とにかくきれい。
うちの博物館は「借り物展示」が多い。せめて昆虫では、ほかにはない独特のものをやりたいと思っている。でも、今年で最後かな。
カンボジアの人たち
カンボジアで現地の人たちと。
展示準備
帰国以来、毎日展示「おしゃれ虫 カタゾウムシ」の準備に勤しんでいた。そんななか、休館日の土曜日、しかも停電中、3年前に職場体験で当館にきた生徒さんたち(当時、春日中学2年生)が遊びにきてくれた。みんな違う高校に行っているが、示し合わせて遊びにきてくれたそうだ。私だけたまたまいてよかった。
サトウキビジュース店の子犬
デング熱が話題になっている。感染症といえば、海外でもっとも気を付けないといけないものの一つに狂犬病がある。致死率100%で、日本では撲滅に成功しているが、世界的に狂犬病がない地域はほとんどない。予防法は、海外で犬猫(哺乳類全般)に気安く触らないこと。万が一噛まれたときにどうすべきかよく知っておくこと。
多くの地域で稀な感染症ではあるが、バリ島やインドなどの流行地もある。とにかく罹ると絶対に死ぬというのが怖い。国によっては十分な治療も受けられない。数年前にフィリピンで飼い犬に接触した日本人2名(1名は噛まれた)が発症して亡くなったのは記憶に新しい。
とにかく、外国で犬猫に触るときには、気を付ける必要がある(生まれたばかりの子犬を除く)。
フィールドの生物学
小冊子「Discoveries in Field Work Series」のPDF
http://honz.jp/common/users/
「フィールドの生物学シリーズ」の著者と執筆予定者、プラス編集
ちなみに同シリーズの売行きベスト3は『孤独なバッタが群れると
カンボジア写真
帰国しました。疲れました。今日から展示の準備です。
子供が好きな山の果物。バンレイシ科のUvariaだと思う。高枝切りばさみを持って行ったので、高いところのをとってあげると喜んでくれた。
郵便局では古い切手やハガキを売っている。魚の切手を一通り買った。
湿地で魚を掬う私。ピグミーグラミー、Puntius、Rasboraなどが多い。
同じく茶坊主。
放牧地や田んぼの脇にある湿地の環境は感動的なほどに素晴らしい。
第3重版
時間帯によってネット接続が非常にわるく、まったく更新できませんでした。今日の夜の便で帰国します。
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おかげさまで第3重版がかかりました!
ある日
カンボジアでの取材はゆっくりと進んでいる感じ。「ダーウィンが来た」を1本作るのに、どれだけの手間と時間がかかっているのか、今回の旅行で十分すぎるほど実感できた。こんど見るときにはお祈りでもしてから見たいと思う。
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撮影の合間に少し遊んでいる。
一昨日から茶坊主が来て、昨日は少し一緒に採集した。
Termitotrox cupidoと久しぶりの再会。世界最小のコガネムシだけに、小さい・・・。確認するときに無意識にメガネをはずす自分に老眼の予兆を感じた。
茶坊主。
当たり前(!!)だが、釣竿を持ってきているので、釣りをした。これはスラスランという王様のお風呂で釣った素敵な魚、ナンダス科のPristolepis fasciata。
柿添先生が牛フンをほじっているところを、何か汚いものを見る顔で見る運転手。
夜は町の近くの水田で行われている食用昆虫を採るための灯火採集を見に出かけた。ただ、2週間も雨が降っておらず、虫が少ないため、ほとんどの場所で点灯していなかった。
ようやく2か所見つけ、そこを覗いてみたところ、たしかに虫は少ないが、ケラやコガタノゲンゴロウが来ていた。水を張って、そこに落ちた虫を捕まえるそうだ。
コガタノゲンゴロウをもらっていいかと訊いたところ、「これはいらない。もっと大きいゲンゴロウは食用にする」と聞いて興奮した。(フチトリゲンゴロウかヒメフチトリゲンゴロウであるため。)
日常
明日より、一晩バンコクに泊り、カンボジアに出かけます。ダーウィンが来たの取材です。がんばります。
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涼しい日が続いていたので、夏バテ気味だったななちゃんは元気になっていた。
和歌山県庁に勤めている教え子の弘岡君からモモが届いた。猛烈においしい。
水槽の魚。