マレーシア3日目
マレーシア2日目
マレーシア1日目
日本で借りてきたルーターがここUlu Gombakのジャングルのなかでつながる。数年前までは電話でさえ少し町に近づかないと通じなかったのに。
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そういうわけで、今日(9日)からマレーシアにやってきた。今回はベトナム航空で、ハノイ経由で20時ごろクアラルンプールに到着。航空運賃は込み込みで44000円ほど。国内旅行よりずっと安い。しかも荷物が40kgまで大丈夫というのはありがたい。
チェックインの際、小松君のパスポートの有効期限がマレーシアの入国に必要な6カ月に足りないことが判明した。とりあえず行ってみようということで、クアラルンプールまで来てみた。
案の定、入国審査でひと悶着あったが、交渉して何とかなって、無事に入国することができた。具体的には、現地滞在可能期間が、通常2カ月のところ、1カ月になるだけで済んだ。もとより滞在期間は12日なので、旅行には影響なしである。
ゲートで島田さんと松村さんと合流。小松君は今晩は空港に泊まり、明日からくるチェコ人2名をGombakに連れてくる大事な役割を負った。
クアラルンプールは雨。レンタカーで悩みながら、23時ごろにUlu Gombakに到着。水はけの悪い高速道路で、白線も見えず、とても運転が怖かった。
島田さんは雨のジャングルに出勤していった。私は疲れたのでもう寝る。
ジュンク堂で講演 本番
今日は午後からジュンク堂で講演をした。昨日は小松君だった。小松君の講演は空席があったようだが、私の講演は満席だった(対抗心)。
福岡の虫好きの方々が集まってくださったようで、今日もいろいろとお知り合いができた。そのなかでは、ムシメセンさんはこれからこちらの行事でも協力いただけそうだ。かわいらしい昆虫小物を作っておられる。
おでんな日々
1週間も更新できなかった。慌ただしい毎日だった。当然、まともに研究できていない。本が売れ、関連する依頼が増えた。しばらくはあまり断らすに応えてきたが、もうやめた。短時間でできるものをさらに厳選して。研究の時間を作りたいと思う。時間のかかるものは、しばらくはやらない。今年は年の1/3は海外調査と決めているので、さらに時間作りを真剣に考えないといけない。
先週末にダイコンを収穫し、あちこちに配り、おでんを作った。一人で食べきれないのはわかっているが、たくさん作る方がおいしい。そういうわけで毎日食べている。
今週少し上京したのだが、本屋で新しい全面帯のものを見かけた。カタゾウムシが1列増えている。
写真絵本
今年の初夏にアリと好蟻性昆虫に関する写真絵本の出版を予定しており、今日は編集者の本郷さんを訪れるために小倉に出かけた。猫屋敷なので、猫と遊びつつ、無事に構成と写真が本決まりした。
もう3月になろうとしている。9日から2週間近くマレーシアに出かけるにもかかわらず、その前は東京に出かけたりするので、年度末ということもあり、週明けは怒涛の毎日となりそうだ。念のために先に荷造りを終えた。
昆虫学教室の新助教が三田さんに決まり。2日は歓迎会。楽しみだ。
確定申告、展示設営
今日は朝一番で天神の確定申告会場に行き、源泉徴収票の山を抱えて確定申告に出かけた。かなりの枚数があり、全部打ち込むのは大変とのことで、税務署の職員の方が来て、計算機で全部足してまとめてくれた。ものすごい追加納税になるかと心配していたが、それほどでもなくて安心した。
それから国際免許を取りに行く。写真が本当に最近のものかとか、もっと鮮明にしてくれとか、いろいろ言われた。
昼前に大学に行き、午後から昆虫標本展示の準備。展示業者さんに納品いただいたケースをそのまま持って、「糸島市社会福祉協議会 あごら」というところに設置した。職員の方々に大好評だった。人の出入りの多いところなので、きっと子供にも喜ばれるだろう。
明るい場所なので、UVカットアクリル+アクリルで、完全防備した(標本は光で劣化しやすい)。
それから、糸島市二丈庁舎に改修工事が入るとのことで、そこに置いてあった大型展示ケースの移動作業に立ち会う。
高松の蒲鉾
今日は朝から国際免許をとりに出かけるも、パスポートや写真を忘れて手続きできず。
そこで免許センターの近くにある柳橋連合市場に遊びにでかけた。珍しい魚介はなかったが、「高松の蒲鉾」という店の練りものがとてもおいしそうだったので、いくつか購入した。大学の畑にあるダイコンと一緒におでんにしようと思う。
カーネット(トラック)トラップ完成
マレーシアにもっていく解体可能なカーネット(トラック)トラップが完成した。枠は高橋敬一さんと同じ素材で、網は宮田さんご夫妻と同じ素材。これで1ミリ程度の小型種も採集可能である。
3月9日から出かけるマレーシアに持っていく予定である。現地で自転車を屋根に載せるキャリアを購入し、それに縛り付ける予定。