コトバ
集英社の『kotoba コトバ』のファーブル特集に「ファーブルと多様性」を書きました。ファーブルと多様性は一見対極にあるが、実は...という話。短いけど書くのにてこずりました。
ばたばた
今年の夏に大きな展示を担当することになり、その準備が進んでいる。また、連動企画として本を出すことになり、この数週間はその執筆に忙殺されていた。その本とは旅行記(幻冬舎新書)で、かなり面白いものができた。気がする。
最近、前野ウルド浩太郎さんの『バッタを倒しにアフリカへ』(光文社新書)という本が出て、好評のようだ。その前に山口進さんの『珍奇な昆虫 』(光文社新書)も出ており、この夏の昆虫関係新書として、この2つが手強い競争相手になりそうだ。
これから校正作業が始まるが、がんばらなくてはと思っている。
忙しくてなかなか家庭菜園に行けないが、苗はたまに植えに行き、畑の近くに住んでいるお友達に水やりをお願いしていて、助かっている。このところ晴れ続きなので、水やりがなければ枯れてしまっただろう。
井原山・雷山
5月13日には井原山~雷山に行ってきた。コバノミツバツツジが目当てだったのだが、満開のはずが、前日の大雨でほとんどの花が落ちてしまっていた。しかし、新色のブナ林や尾根道はとても気持ちの良いものだった。
貫山
ゴールデンウィークは1日だけ遠くへ。北九州市の平尾台にある貫山である。平尾台は想像以上に絶景だった。ゴールデンウィークなのに人があまりいなかったのも良かった。また、季節外れのオキナグサを見られたのは幸運だった。
ワカメとタケノコ
4月から川原さんという高校の先生が1年間研修に来ることになり、海岸性甲虫の調査をお願いしようかと思っている。
協力研究員の城戸さんが県内の海岸にお詳しいので、金曜日は、助手の松本さんの運転で津屋崎や福津のほうへ採集に出かけた。
季節が良く、首尾よくたくさんのハネカクシが採れた。
福岡には本当に綺麗な海岸が多い。関東なら伊豆や茨城まで行かないと、ここまできれいな海岸はない。
ワカメがたくさん打ちあがっていたので、持ち帰った。
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今日はタケノコ掘り。実は人生で初めてのタケノコ掘りである。とても楽しくて夢中になってしまった。
とってすぐのタケノコはアク抜きが要らないそうで、その場で昨日のワカメと一緒に味噌汁にした。贅沢なことだ。
図書館で展示
図書館に哺乳類の展示を設営してきた。何年か前にいろんな人の協力で苦労して集めたもので、死んではいるが、自分のペットのように大事にしているものである。
大事なので早めに撤収の予定。読み応えがありそうな解説をたくさん書いた。
菜園なう
週末は原稿書きに追われつつも、日曜は家庭菜園に出かけた。新タマネギの季節で、たくさん採れ始めた。
タマネギ
ジャガイモや何かの鳥に1/3がほじくり返されてしまった。
ナスを植えた。
ニンジンは山ほどとれる。
レタスは買うと高い。
近所の花
新年度になって急に慌ただしくなってきた。しかし、まあなんとかなるだろうと思っている自分もいる。
カラスノエンドウ
ハナニガナ
ムラサキハナナ
オニノゲシ
魚類標本庫
農学部の魚類標本庫を視察に出かけた。移転に関連して、これらがどうなるのか、全く見えておらず、頭の痛い課題である。
ラベルのしっかりとした素晴らしい標本が多く、最近研究員として赴任した日比野さんの主導で、瓶の移し替えなどをして、とりあえずは標本全体の嵩を減らそうという計画でいる。
年度初め
年度の始まりは猛烈に忙しい。メールの返信以外にいろいろあって、なかなか手が付かない。
(メールは急用以外は返信しませんのであしからずご了承ください。急ぎの場合は電話ください。)
と言いつつ、最近は自転車を漕ぎまくるジムのようなものに通っている。運動にもストレス解消にも最高である。45分で2-3時間走っただけの体力を使う。「イエーイ!」と年甲斐もなく大声を出すことを迫られるのも悪くない。
近頃、近所の動物園にふらりと出掛ける。マレーグマが可愛い。メスの「マチ」ちゃんは顔が丸くて可愛い。
あと、マレーバクの不思議な様子は飽きない。
ソメイヨシノは九大構内では八分咲きといったところ。急に開いてきた。今週末の悪天が無念である。