断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

北陸2日目

朝起きて「ふれあい昆虫館」の近くの山を散策し、採集や撮影を行う。予想に反して好蟻性昆虫にはまだ早い様子だった。マイマイカブリはまだ越冬していた。

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非常にギフチョウの多い場所だった。

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吸蜜源のカタクリも多い。

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ギフチョウを撮影するメレさん。「メレンゲが腐るほど撮影したい」

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ヤスマツケシタマムシを探してスゲを観察。ショウジョウバカマも咲いていた。

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サクラはちょうど満開で、花見をしながらお昼にした。

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それから、「ふれあい昆虫館」へ。f:id:dantyutei:20140412135533j:plain

永幡さんの展示を見て心が動かされた。

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それから富山へ向かう。「海老よし」という旅館はわれわれで貸し切りだった。宿の風呂は不調だとかで、夕飯前に銭湯に行く。そこで抽選会をやっていたのだが、私がその入浴券が当たるという幸運に恵まれた(もう行かないのに)。

生のホタルイカ。

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食べきれないほどの料理が出てきた。

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最後は新鮮なホタルイカのしゃぶしゃぶ。

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アツアツのものを食べる。絶品。

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北陸3日目

夜中の2時に起きて、ホタルイカ漁の見学に。ただただ眠かった。

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滅多にないくらいに獲れた日だったようだ。写真には撮れなかったが、ホタルイカはとてもきれいだった。

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プラスティネーション用に生のものをいただいてきた。

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少し眠り、海岸性昆虫を探して能登半島周辺の海岸をまわることに。

ここは「ヤセの断崖」という場所で、本当に怖かった。思い出すのも怖いくらい。

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自殺を止める看板。

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「義経の舟隠し」という入江。柵がないが、ここも断崖。

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それからイカリモンハンミョウの生息地で、それはいなかったが、いくつかの海岸性昆虫を見つけることができた。

ヒラタブンブクが大量に漂着していた。

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イカリモンハンミョウの保護をうたう看板。

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北陸4日目

昨晩も福富家にお世話になり、今日は小松君と2人で石川の海岸をまわることにした。結局、最初に行った片野海岸というのが良い場所で、一日がかりでいろいろな虫を見つけた。

驚いたことに鳴き砂の浜で、歩くたびにキュウキュウと音がした。

砂の質はきれいなのだが、ゴミの数はものすごかった。大半は韓国や中国からのゴミだが、もっとひどいものを垂れ流している日本に何かを言う資格はないのかもしれない。

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アオイガイも拾うことができた。

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現実

戻って久々にななちゃんと遊んだ。

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子供のころ「植物のひみつ」で読んであこがれたナンバンギセルを育てたい!と思って、その寄主植物として扱いやすいらしいミョウガを昨冬に植えた。順調に根付いたようだ。ナンバンギセルの種もいただいたのだが、どうやって蒔くものか。

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