断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

通じた

台湾で驚いたのは、道路に全然ゴミが落ちていないこと。日本以上にきれいである。人々もすばらしい。戦争中、日本人は中国の人たちに「昔の日本人の礼儀正しさ」を見たそうだが、そういうものが今でも台湾には残っているのかもしれない。 

実は台湾は2回目で、1997年、最初の海外旅行が台湾の一人旅だった。今日通過した町「恒春」(名前がいい)も思い出の町で、そこからバスで墾丁国家公園に行った後、帰りのバスがなくて、ヒッチハイクで戻ったのを覚えている。その頃から台湾の人たちは当然親切だったわけだけど、これまでにいろいろな国に出かけて、こうして改めて台湾に行くと、そのことが強く実感できた。

今日はお昼に牛肉麺を食べた後、墾丁国家公園の山あいに入った。アリとシロアリの巣を探すのが主目的だったのだが、地中に石の多い環境で、地面を掘るのが困難で、何も成果がなかった。明日は別の場所でやる予定。なんとか自前で書ける新種を見つけなければ。

今は公園の宿舎にいるのだが、快適な場所で、ネットも通じた。