マレーシア9日目
3月18日。キャメロンハイランドで疲れ過ぎて、昼過ぎまでボーっと過ごす。
夜にKurt Orionさんという写真家が来て、一緒に夜の森を歩く。トカゲを見つけるのが上手で、いろいろ撮影することができた。
すばらしい写真を撮影されるが、やはりディフューザーに秘密があった。まねしようと思う。ただ、光沢のある生物には、ディフューザーが効きすぎるのもよくないので、悩みどころである。
以下、私がいつものように撮影したもの・・・。
あと、虫いろいろ
マレーシア10日目
3月19日。今日はお魚釣りに出かけた。
その前に、昨晩、スーツケースのカギが見当たらないことに気付いた。思い返すと、キャメロンハイランドの森の中に落とした可能性が高い。どうしようもないので、鍬でカギをこじ開けたら、案外簡単に開いた。そういうわけで、魚釣りの前に町に出かけてスーツケースを購入した。
3軒の店を見たが、こちらでは会合部がチャック式のものが大半で、日本でふつうに売られているようなカチっと硬いロックをかけるものは滅多にない。ちょっと小さいものの、ようやく手ごろな金額のロック式のものを見つけ、購入した。小旅行用に少し小さいものが欲しいと思っていたので、これでよしとする。
それからGombakから北西へ100キロほどの場所へ向かう。そこにはすばらしい川があった。
学生はトンボや水生昆虫をつかまえていた。
小松君はタニノボリのなかま(広義のドジョウ)を採集してくれた。
魚は3種釣れた。なかでも下のLuciosoma setigerumというコイ科の種は、大きくて非常に俊敏で、美しい魚だった。
夕飯は近くの町で食べて、夜もひとしきり川で遊んで、帰った。
クアラルンプール道路事情
昨晩の飛行機に乗って、無事に帰国した。あとはひたすらやるべきことを片付ける。
今回はレンタカーであちこちまわった。クアラルンプールはニューヨークと並んで高速道路が複雑で難しい都市だそうで、今回も何度も道に迷い、高速道路を下りては乗りなおすということを繰り返した。そうこうしているうちに、高速道路に乗ってからは、とりあえずあてずっぽうで走り、間違えたら乗りなおすということにした。高速道路が複雑なだけならまだしも、まともな地図は存在しないし、標識もいい加減で不親切で(繁茂した樹木で視えないものさえある)、まじめに乗っているとイライラしてしまうので、自分のなかで「間違えても気にしない」と見切りをつけたのである。
おかげでずいぶん慣れたが、今後クアラルンプールで運転することがあったら、ぜひカーナビが欲しいところだと思った。