断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

仕事の山

帰国後は当然慌しい。なにしろ1ヶ月近くのメールが溜まっているのだから。それに、自分の仕事ととして、これからやらなくてはいけないことが山積している。そんなこんなで心身ともに休む間もなく、帰国後体調がわるい。科博のみんなにも心配をかけているようだ。

「武光 誠: 名字と日本人―先祖からのメッセージ」

マレーシアへ行く前に成田空港の三省堂で購入した。マレーシアは友人の神保君と行ったので、機内では雑談に盛り上がり、結局本は読まずに帰国してしまった。それで、新潟空港へ行くまでの途中で読もうと思って持参した。何でこの本を買ったのかわからないが、これが意外と面白かった。いろいろな名字の地域的・民族的由来や、現在の家族制度への道のりなども書かれていて、いろいろな点で驚いた。自分の名字は長野の武田家から分かれた加賀美家の支流であることも判明した。静岡と聞いていたが、静岡は長野や愛知などの近県から流れてきた人々の集合地だったようで、その点にも納得できた。