断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

思えば4年前、サッポロの昆虫体系学教室で、冬の夜中にストーブに手を当てながら解剖したり、絵を描いたりした。その続きを今年になって始めるとは、まさに年貢の納め時というところ。

サッポロでは北18条というところに住んでいて、近くに「大将」というラーメン屋があった。そこが好きで、ついつい毎日のように帰りに寄ってしまった。雪のなかを歩いて帰っていたので、体が冷えてしまっていたということもある。そして、学生ラーメンという一杯350円のラーメンをすすって寝たものだった。こう、夜中になると、いまでもその味を思い出す。