断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

昨夜は寝る前にビールを2缶飲んでしまった。暑い夜には最高。一昨日の出版社の方との飲み会で、おじさん3名のうち、2名は自宅では一切飲まないといっていた。酒が好きか飲み会が好きかという違いだろうが、自分は両方好きなのだろう。

今日は自宅で原稿を書いて過ごした。ある方に読んでいただくため、夕方に速達で投函した。練りに練ったが、少し削る必要がありそうだ。

小松君のデング熱が完治し、退院した模様。いろいろ調べたところ、デング熱には不顕性感染(感染しても症状が出ずに終わること)が多いらしく、もしかしたら自分も感染していたかもしれない。小松君の数倍は刺されていた。それにしても、無事に治って、よかったよかった。
http://www0.nih.go.jp/vir1/NVL/dengue.htm

ヒマワリが自分の背丈を超えた。マメな水遣りがよかったのだろう。しかしショックな出来事が。10本のうち、1本が折れてしまった!苗のうちに支柱を立てて結んでおいたのだが、それが気付かないうちに茎を締め付けており、その部分からポッキリ折れてしまったのだった。大きな鉢に植えたヒマワリで、成長株だったので、ことさら残念。小さなヒマワリをその鉢に植え替えた。

夕方、河上さんからメールで海のハネカクシの写真が。これまたすごいもので、島根の林さんが採集したもの。林さんの採集技術の確かさには恐れ入った。やっぱり、採集の上手い下手というのは大きい。わたしは決して上手くなく、よく考えて効率的にやる性質なので、驚くようなものは滅多にとれない。うらやましい!

アリが歩数を記憶して巣に帰っているという論文がアリ関係で話題になっている。ウマアリCataglyphisという乾燥地のアリを使っている。障害物のない場所に営巣しているアリなので、こういう実験には最適なのか、帰巣実験にはよく登場する気がする。たしか、このアリは地形を記憶して帰巣していると聞いた気がする。頭の良いアリなのだろう。ちなみに、このアリにも好蟻性ハネカクシがいる。Piochardiaという大型のハネカクシで、一度生きたものを見てみたいものの一つである。
http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/312/5782/1965

昨日のナメクジに続いて、今日はゴキブリ。どちらも家庭の不快害虫あるいは衛生害虫として知られるものだが、熱帯ではいろんなものが森林にひっそりと暮らしている。写真のゴキブリは、菌類の生えた朽ち木にいる種で、おそらく、ゴミムシダマシやテントウダマシ、オオキノコムシなど、嫌なにおいを出す朽ち木性の甲虫に擬態しているのだろう。写真の種はなかなかきれいだが、熱帯にはほかにも瑠璃色や緑色など、色鮮やかなゴキブリが少なくない。

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