断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

きまぐれで題の文字を正字に変えた。永井荷風の「断腸亭日乗」ではもともと「斷」や「乘」と綴っていたそうだ。不思議とこれらの字はウェブ上でも文字化けしないが、「"墨"東綺譚」の「墨(さんずい)」の字は拾えない。ちなみに、「虫」と「蟲」というのは本来別字で、「虫」はマムシや毒蛇のみをさし、「蟲」は昆虫や雑多な小動物をさしていた。やがて「蟲」が「虫」と簡略化され、結果的にマムシの「虫」とおなじ形になってしまったとのこと。

いまさらだが、ここ「はてな」のブログは読みやすい。改行すると自動的に行間が空くというのは、PCの画面上では大変見やすいものである。とくに目が悪いと、行が多いと次の行を追いにくいこともある。他所様のブログを見ていると、内容は面白そうなのに、字がぎっしり詰まっていて、読む気を失くしてしまうものが少なくない。それと、黒地や青地に白字というのも、大変に読みにくい。こんなことワガママなことを思っているのはわたしだけだろうか。

お友達のSchlick-Steiner夫妻オーストリアからオーストラリアへ引っ越したよし。わたしと同じ2年のポスドクだそうだ。前にも書いたが、信じられないほどの質と量の業績を持ちながら、「オーストリアでは絶対に就職できない」と言っていた。中欧のポスドクは日本よりはるかに大変のようだ。


ngtさんのお勧めで購入。たしかにとても使いやすい。PCのキーボードを打つように入力できる。ドイツ語のカードも付けたが、タイムラグがなく、とても快適。

頂戴した。現在一日目。女王が一所懸命に巣を掘り始めている。時計がわりにもなる。「日本蟻類研究会監修」とでかでかと書いてあるので、会の宣伝にはなったと思う。売れるのか心配だ。

ant’s life studio

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