断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

昨晩は森から帰ったあとに1時過ぎまでAenictusを調査していたが、追加の成果はなかった。夜中に起きて外へ出たら、満天の星空だった。周囲に明かりがないのでよく見える。むしろ星で夜空が明るい。偶然か、わずかな間にふたつの流れ星を見た。

9時半起床。疲れが溜まっており、日曜を口実にして夕方まで休むことにした。雑誌を読みながら夕方を迎える。

夕方までは風が強くて涼しかったが、夕方になって無風となって蒸し暑くなってきた。宿舎の明かりにはおびただしい数の虫が来ている。暗くなったので、森へ出かける。

最初に歩道を一回りし、ヒメサスライアリを探すが見つからず。林内で迷い、川のせせらぎの音でなんとか方向をつかんだ。川がなかったら相当な時間を迷っていただろう。川岸を上流に向かって歩いていたら小松君に出会った。大きなアメイロオオアリの巣があり、それを解体中だった。目的のアリヅカコオロギが得られたようだ。

森へ入ると大きな物音がし、2メートルくらいのヘビがものすごい勢いでこちらに走ってきて腰が抜けた。一瞬コブラかと思ったが、冷静に見るとスジオの仲間Elapheだった。ヘビもびっくりしたのだろう。

その後、夜のおたのしみにでかけ、なかなかの成果があった。今日は蟻客の成果はなかったが、サボったので仕方ないだろう。