断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

午前中は役所で諸手続きを済ませる。途中、火事の現場に出くわした。こういうのは初めてで、煙たさと焦げ臭さは想像以上だった。

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昼前に銀座に行き、「あさみ」で鯛茶漬けをいただく。あまりの美味しさに唸る。日本に帰ってきてよかった!

午後から科博へ。上から下までいろいろな研究室に顔を出し、同時にチョコレートを配る。

夕方から上野先生のご招待で新大久保の「なまず家」へ行き、甲虫関係の先生方に囲んでいただいた。18時前から飲み始め、美味しい料理に楽しいお話で、あっという間に22時になってしまった。本当にもったいない、ありがたいことだった。店名のとおりナマズ料理の専門店で、歴史のある良い店である。お値段も良く、自分ではなかなか行く機会がないだろう。

ところで、楽しいお話のひとつに、スッポンが帰化種かどうか否かという話題にがあった。上野先生のおっしゃるには、昔のスッポン屋は、もともといた「日本スッポン」(「マル」と呼んで区別していた)と大陸起源のスッポンを一目で見分けたそうだ。以前の日記でも触れたが、やっぱり日本にはもともと在来のスッポンがいたのかもしれない。

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左から、高桑さん、益本さん、上野先生、柴田さん、私、野村さん、渡辺先生、ガラさん。