断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

午前中はのんびりと雑草抜き。カヤツリグサの仲間がしつこく、網の目のように走茎で広がっているうえ、その先々に塊茎を作っており、なかなか根元から抜けない。2月ごろに耕して放置した場所には、もうホトケノザが咲いていて、地面が見えなくなるくらい植物が茂っている。こちらは湿度が高く、関東より植物の生育が旺盛のようだ。もう一つ厄介なのがナガミノヒナゲシで、抜き残した小さな株が開花を始めて気づいた。この植物のすごいところは、日当たりや栄養条件が悪くて矮生化しても小さいながらしっかり花をつけること。しゃがんでいると目の前にハンミョウCicindela chinensis japonicaがいた。千葉東京以北では局地的で珍しいものであり、身近に見れられるとなると嬉しい。
午後から博物館へ行き、まずはゲンゴロウに餌を与える。ゲンゴロウの餌はクリル(真空凍結乾燥のオキアミ)だが、これがサクサクとして美味しいことに気づいた。それから書類書きをはじめ、夜までにどうにか終わった。