断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

久々に寝坊し、昼から野菜の世話をする。昨日、中島さんに日曜大工店に連れて行ってもらった際にローズマリーイタリアンパセリの苗を買ったので、それを植える。花壇の一角からクロナガアリの結婚飛行が噴出していた。
午後から博物館へ。昨晩、魚を入れた展示ケースから恐れていた(予想していた)液漏れがあったので、今日はシリコンを剥がしてを塗りなおす。シリコンは予想以上に乾燥時間が必要なようで、24時間以上置くと確実なようだ。明日アルコールを注入することにした。それからアマミノクロウサギとアマミヤマスシギをケースに入れ、説明札を作成し、哺乳類の展示を終わらせる。
今日は蒸し暑い夏のような日だった。帰り道には越冬明けのクビキリギスが盛んに「ジーーーン」と鳴いていた。
そういえば昨日、小松君から着信と留守録があり「ああ、ののの、いま対馬にいるんですが、クサアリの巣を見つけました。クサアリはどのように持ち帰ればよろしいでしょうか」とのこと。今日電話してみると、クサアリの巣にハネカクシはいなかったが、他にすばらしいものが採れていた。それで明日の朝に対馬を出るというので、午前中に九大に寄ってもらうことになった。楽しみだ。
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スイスで犬を飼うのに試験を受けなければならなくなるそうだ。そのほか、(群れを好む生き物ということから)モルモットやセキセイインコは2羽以上ずつ、農家が家畜を飼うには多数飼いが義務付けられるかもしれないとのこと。
http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2008/04/26/wdog126.xml
これはちょっとやりすぎだと思うが、日本も異常なペットブームにあって、多少とも義務や教育を伴うペットに関する法整備が必要ではないかと感じる。