断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

「Who's Who in the World」というところから「ノミネートされました」というメールが来た。数ヶ月前には「Who's Who in America」にノミネートされましたというのも来た。怪しいと思って調べたら紳士録を売る会社らしい。リンク先はたしかのその会社のページで、フィッシング詐欺のようなものではなさそうだし、wikipediaで見るとなんだか仰々しいことが書いてあるが、そもそも私がノミネートされることが訝しい。みんなのところに来ているのだろか。
それはさておき、今日は山本君の指導の合間にアメリカのハンミョウの図鑑を眺めた。アメリカには109種ものハンミョウがいるらしい。太郎君によると、アリゾナかどこかには、1ヶ所に20種以上のハンミョウがいるところがあるらしく、太郎君も1回で10種以上採ったそうだ。図鑑を見ながら、猛烈にハンミョウを採りたくなった。あの、網をかぶせた上から指で押さえる感覚が楽しい。いつかアメリカでハンミョウを存分に採りたい。
採りたいといえば、オオゲンゴロウモドキDytiscus latissimusが趣味では一番採りたい虫のひとつである。めちゃくちゃ大きなゲンゴロウで、深い湖に住むと言う。ヨーロッパに産し、多くの場所では絶滅してしまったが、北欧ではまだ採れるそうだ。スウェーデンの友人によると、氷上の魚釣りで釣れることがあるらしい。一度標本を手に入れたことがあるが、ゲンゴロウは生きているに限る。
こういう話をするのは欲求不満が溜まっている証拠かもしれない。