断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

大塚標本の棚入れ終了。なかなか壮観。ひとまずこれで標本の取り出しは容易になったし、ご遺族にもお見せできるようになり、一安心。しかしなにより、これからの整理が大変だ。無限にやることがある。当初は桐箱の中身をドイツ箱に移そうかとも考えたが、費用と時間を考えてやめることにした。パリの博物館のように、分類群別でなく、個人の収集ごとにまとまっているというのも良いかもしれない。改めて数えたところ桐箱が1750箱、ドイツ箱が385箱あった。いずれ虫の数も概算したい。
それにしてもこれは良いスチールラックだった。ちょうど桐箱が3列入り、上の隙間もほどよい。これならよほど変な地震が来ない限り、箱が落ちることはないだろう。「金剛」という会社のものだった。
今日は理学部1年の有本君と農学部1年の山本君に手伝ってもらった。感謝。有本君には標本作製のバイトもしてもらうことにした。出来高制で1頭10円。安すぎかな・・・?
桐箱(印籠箱)
ドイツ箱
ビロウドコガネの箱
残った段ボールの山