断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

午後から丸々実験指導。練習台はクサアリ。4年生の3人と、中国人留学生で博士1年(劉さん)。
月曜にDNA抽出のためにアリをProteinaseKに漬け、金曜日の今日になってDNA抽出をした。つまり4晩も漬けたのだが、全然大丈夫だった。今日は、抽出から、PCRPCR産物の電気泳動、ゲルの染色、増幅の確認。待ち時間にオートクレーブの方法、器具の洗い方、その他こまごまとした仕事を教えた。そうこうしているうちに20時近くに。
中国人の劉さんは去年の秋に日本に来たのだが、頭の回転と記憶力がよく、すでにかなりの日本語がわかる。留学生もいろいろだが、日本語を覚えてくれるというのは、日本人として嬉しいものだ。
4人とも手つきが危ういところがあるので、次回からは一人ひとり、実験の様子を横から見て、いろいろと注文をつけなければならない。