断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

昨日の夕方、キャンパスの中を駅のほうへ向かって走っている2人を見かけた。よく見たら昆虫学教室の学生さんだ。自転車で追いついて、どうしたのか聞いたところ、「体に悪いラーメンを食べに行くので走っているんです」とのことだった。
今晩は私もそのラーメンを食べた。
昼過ぎに平戸の高校生、柿添君が遊びに来る。先日、八重山で採集したキバナガミズギワゴミムシを一通り差し上げた。わざわざ遠くからご苦労さん。冷凍の標本なので、きれいに作れるだろう。それで思い出して、DNA解析用の標本をアメリカに送る準備をした。日本産種はオオキバナガBembidion sumaoiとサツマキバナガB. tanakaiを除いて全部揃った。後者は今年中に何とかしたい。
先日紹介した「さようならコケムシ科」論文がPDF公開された。著者のGrebennikovさんはこの5月25−28日に福岡に来て、昆虫学教室でゼミをしてくださることになっている。興味のある方は26日か27日に九大へ。
http://www.eje.cz/pdfarticles/1451/eje_106_2_275_Grebennikov.pdf