断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

いつも滞在するロッジには広い芝生の庭がある。その芝生でジャングルからロッジを隔離し、ロッジ内には蚊がほとんどやってこないようになっている。熱帯であるから、芝生の間には雑草が生えるし、シバの生長も早い。そこでしょちゅうシバと雑草を刈るのだが、その直後にタマムシが地面近くに下りてくる。草の匂いに寄せられるらしい。もともと普通種のタマムシで、ロッジ周辺の木の上を飛んでいるのはよく見かけるが、その場合は網が届かないことが多い。大きなほうはCatoxantha opulenta、小さなほうはDemochroa gratiosa。ともにルリタマムジ属Chrysochroaに含まれることもある。(Apr 6 2007, Ulu Gombak, Malaysia)
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