断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

マレーシア滞在中に受け取った査読依頼の原稿を返した。ヒゲブトハネカクシ亜科の新種記載の論文だが、属の所属が間違っていたので、訂正を求める。難しい分類群なのでやむをえないが、残念な内容だった(標本をまわしてくれればいいのに)。副編集者もその分類群の専門家で、私の指摘には納得していた。
昼過ぎに腹ごなしにヒマワリ予定地を耕す。ちょうど昨日草刈が入ったので、やり易くなった。しかし硬い地面を掘り返すのはなかなかの力仕事で、今日は1坪ほどで疲れ果てた。研究員の女の人に「これって何かのプロジェクトですか?」と聞かれた。「いやいや、ただの楽しみです」と返したら、素敵ですねと言われ、いい気分になった。