断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

カタアリの一種Dolichoderus cuspidatus F. Smith, 1857。胸部の前後に長い棘があり、トゲアリのような格好良いアリである。カイガラムシを牧畜するアリで、適当な植物体上にカイガラムシを置き、そのカイガラムシが出す甘露(植物の汁を吸った後に出す排泄物)を餌源としている。この種は夜間にイヌビワの実にカイガラムシを運んでいるものを見かけることが多かった。写真はイヌビワの幹に集まっていたもの。ほどよく満遍なく広がっていた。(Apr 9 2007, Ulu Gombak, Malaysia)
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