断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

昼前から森本先生の運転で、Grebennikovさん、瀬島君も一緒に立花山へ行く。九大からほど近い山で、なかなか良い環境だった。Grebennikovさんはいろいろな虫をみては「exoticだ」と感激していた。最後にGrebennikovさんがクロマダラタマムシを見つけ、それは瀬島君が持ち帰ることになった。ちょっと羨ましかったので、瀬島君に「こっち毒瓶に入れておいてあげようか」などと言ってみたが、こちらの圧力に屈することはなかった。
夕飯は「赤のれん」でトンコツラーメン。ここのは割と臭いが強い。食べ終わったあとに「まだ口のなかにブタが何匹かいる」とGrebennikovさんは言っていた。夕食後、正門でGrebennikovさんを見送る。中洲川端のホテルまで歩いていくという。今朝もホテルから九大まで歩いてきたそうだ。今回の滞在ではいろいろと教わることが多かった。またとても丁寧な人で、とても気持ちが良かった。今回は学振の海外研究者招聘の応募に際して挨拶に来てくださったのだが、無事に通って福岡に来て、われわれにいろいろと刺激を与えてくれればうれしい。
http://www.zin.ru/ANIMALIA/Coleoptera/addpages/grebenn/