断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

多忙をきわめている。鬱憤晴らしには買い物ということで、六本脚で昆虫動物関係の本を多量に注文した。昨年、大塚勲さんの遺品で昆虫関係の一般書を多数頂き、博物館の蔵書は一挙に充実した(全く無かったので、充実したというよりも、蔵書ができたと言ったほうがよい)。これをさらに充実させるのも役目と思い、研究費の一定の部分を書籍に費やすことにした。最近は文一総合出版の本ハンドブックがいろいろと出ていてどれも面白そうだ。今回は「オトシブミハンドブック」、「朽ち木にあつまる虫ハンドブック」、「淡水産エビ・カニハンドブック」を頼んでみた。古書で「学名の話」が手に入ったのは収穫だった。学部生の頃に図書館で借りて読んで、大変面白かった。その後手に入れようとしたが、絶版で見る機会がなかった。平嶋先生の学名本の一つで、とても手ごろで読みやすい。