断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

展示準備・・・
最近は午前中に大学でひたすら展示物の解説を作って、午後から会場へ行って準備をする毎日なので、大学にいる時間がほとんどない。したがって全然メールができず、未返信のメールがかなり溜まっている。というよりここ2ヶ月くらいほとんど研究室にいないので、かなり「古くから」溜まっている。みなさんゴメンナサイ。
朝、細石君が来て、アリの標本箱を作ってもらった。O先生の美学の光る作品だった。
午後から会場係りの研修会を開いた。虫の餌やりや子供の世話など、かなりやることが多いので、皆さんに会場に来てもらった。ジョウカイの高橋さんを中心に、昆虫学教室と天敵微生物学教室、天敵増殖学教室、比文の生物体系学教室の学生さんに手伝ってもらうことになっている。
今日は天敵微生物学教室の学生さんに怖いことを言われた。白僵病菌(ボーベリア)の展示をしており、同時にカブトムシやクワガタの展示もしているのだが、もし白僵病菌のシャーレを開けたら、カブトムシやクワガタが感染してしまうかもしれないという。しかも「髪の毛や服にも菌がたくさんついているので、私たちはカイコの部屋に立ち入り禁止なんです」とのこと。「とりあえず頭洗ってきて」と言ったが、気付かなかった注意点でありがたい。 
それからアリヅカコオロギの巨大人形「ころちゃん」やカイコの模型が届いた。ころちゃんはケブカアメイロオオアリの人口巣の横に置いてあり、巣には小松君から送ってもらったアリヅカコオロギが入っている。ころちゃんは子供に壊されそうだ。
最後に荒谷さんにクワガタの展示用標本を持ってきていただいた。これで9割9部の展示品が揃った。明日(前日)の作業ですべての準備が終わる。