断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

今日は代休にして、朝から学生さんに付いて鳥羽水族館へ向かう。旅行先の博物館や水族館はできるだけ見ておこうと思っているので、仕事と言えば仕事である。津駅で4年生の北野君と待ち合わせし、中川駅で乗り換え、松坂駅で同じく4年生の井田さんとその実家に泊まった安藤さんと待ち合わせする。伊勢市駅で乗り換え、鳥羽駅に着いたのは10時前だった。
平日で大変すいていて、ゆっくりと見物することができた。古い水族館なので、掲示の仕方や注意書きの工夫が勉強になった。どこの水族館でも同じだが、展示物と解説が完全に一致していないことが多い。入れ替わりが多いと難しいのかもしれない。巨大水槽が目白押しで、個人的には名古屋港水族館より満足できた。とくに入り口のサンゴ礁水槽とマナティーと巨大淡水魚の水槽がすばらしかった。しかし、どの水槽も過密で、迫力こそあったが、すこしかわいそうに思えた。
ヒゲハギ
アシカ
赤福だらけの鳥羽駅

それから、いつかは行きたいと思っていたお伊勢参りに出かけた。参道の店で名物のてこね寿司と伊勢うどんを食べ、大満足だった。伊勢うどんは少々変わっているが、これはこれでとてもおいしい食べ物だと思う。それから境内の奥に広がる深い森にびっくりした。正堂までの道もすばらしい。正堂のつくりは質素で、逆にありがたみがあった。


帰りに赤福の本店で作りたての赤福を食べる。


それから急いで駅へ戻り、近鉄の特急に乗って名古屋へ向かう。ちょうど細石君が取ってくれた切符の時間に間に合った。
そういえば、伊勢神宮の前で乗ったタクシーで、運転手のおじさんに「みんな同級生?」と訊かれた。昨年、愛媛大の学生に「何回生?」と尋ねられて以来の快挙といえる。よく見るとそんなに若くないので念のため。