断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

枕が臭く、ダニがいるようで、あちこち痒くてあまり眠れず。こういうのにはまったく神経質ではないのだが、少々参った。中瀬君の部屋には窓がなく、黴臭くて眠れなかったそうだ。松村さんはなぜか快適だった由。
朝食は同じ中華料理店でワンタン麺を食べる。マレーシアの中華店ではワンタン麺の朝食が一般的で、スープに入ったものと焼きそば状にタレに絡めたものも選ぶ。
9時過ぎに公園へ。――――残念ながら許可が取れず、引き返すことにした。330キロの道のりを引きかえすことに。よくあることで、仕方ない。
帰りは海沿いを北上し、高速に乗るという一番単純な道で行くことにした。距離は長かったが、かなり早く着いた。途中のドライブインでミーカリー(カレーラーメン)を食べる。

夕方、Gombakに到着し、今後の行先をRosliさんと相談する。その間、松村さんはハムシの採集、中瀬君はトラップの設置に出かけた。いろいろ考えると、Cameron Highlandが一番手堅そうだ。
今回、Rompinに同行する予定だった別府さんに電話し、状況の報告と行き先の相談をすると、やはりCameronがよいのではないかということになったので、それに決定した。
夕飯は町のほうへ下りてビーフン、トムヤム、サテーなどを食べる。4人でかなり豪華に食べて1000円程度。
暗くなったので宿舎から5キロほど山へ登った場所へライトトラップをやりにいく。ヒンドゥーの寺と登山口があり、19マイルポイントというらしい。奇しくもCameron Highlandの名ポイントと同じ名前であるが、あまり虫はやってこなかった。いかにも場所はよさそうなので、条件に問題があったのかもしれない。無風で湿気の多い良い感じだったのだが。
23時過ぎに宿舎へ戻り、早々に片付けをして眠ることにする。