断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

卒論が山場なので、常に誰か4年生が部屋にいる。ベイズ法をいろいろと試しているのだが、私自身も発見があったりして、結構面白い。
今日は理学部2年生の有本君が烏山標本のオオキノコムシの整理に来てくれた。さすが虫屋。すばらしい手際で、かなりスッキリと整理できた。大型種でも予想以上に多くの種があることがわかった。東南アジアのオオキノコムシとしてはかなりの収蔵だと思う。

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学部生の頃から野外に出かける際のメモ帳としてコクヨ測量野帳(写真左)を愛用していた。それがいつの間にか使わなくなってしまって、小型のメモ帳に記録を取って、帰ってからPCの情報に書き換えることが普通になっていた(一部は日記としてここに記録)。しかしやっぱり測量野帳は使いやすく、今年の調査から改めて使い始めようと思っている。
コクヨ測量野帳には、紙の線の引き方に応じて、「レベルブック」、「トランシットブック」、「スケッチブック」の3種類があるが、普通に売られているものは圧倒的に「レベルブック」で、九大の生協でもこれしか売っていない。しかし、多くの研究者に使われているのは、単純なマス目のスケッチブックで、私もこれが一番使い易いと思う。天神でも文具屋を見つけるたびに探しているのだが、いままで見つかったことがない。仕方なく、ネットの通販で購入した。購入した業者のところでは、オストリッチのスケッチブックも売っていたので、試しに買ってみた。レザックの表紙は少し古臭いが、厚さは十分で、逆にコクヨのが無駄に厚いとも感じられた。また、罫線の色は、コクヨが薄い青であるのに対し、オストリッチのは灰色である。これもなかなか落着きがあって良い。とりあえずしばらく使ってみて、どちらが自分に合うか考えたい。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/arigata-bungu/index.html