断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

昨晩は1時過ぎまで原稿書き。朝起きると8時だった。天気がよく、これはシロアリ日和だと飛び起きて、急いで朝食を摂って宿を出た。
栗生付近でオオシロアリを探してひたすらに林内を歩き回る。1時間くらい経って、運よく大きめの巣を見つける。幅20センチ、長さ3メートルくらいの倒木に、ぎっしりとオオシロアリが詰まっているようだ。
崖の斜面の上だったので、そこに座りながら、少しずつ巣を崩しては篩いにかけ、シロアリとハネカクシを受け皿に落とす。たまに受け皿が斜面の下に滑って行ってしまい、それを拾いに行くのに往生したが、ハネカクシは非常に多く、とても楽しい。3時間ほどかけて6割ほどの解体が済んだ後、車に残りの材を運び込んだ。
13時過ぎに平内の集落でトンカツ定食。
それから安房へ戻り、雑貨屋でシロアリを送るための衣装ケースとガムテープを購入し、再び栗生に行く。頼まれていたダンダラテントウと小楊枝林道で土を採集するためだったのだが、着くや否や大雨になってしまった。
再び折り返し、途中の公園の東屋でオオシロアリの巣の解体の続きを行う。2時間ほどかけて終了した。いやというほどハネカクシが採れたのだが、目当ての未記載種はわずかに1頭、ちょっこし残念だった。

かっこいい!

かっっこいい!

中央のは前兵蟻、もののけ姫の「こだま」のモデル。

Hodotermophilus gloriosus Naomi & Terayama