断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

朝から古川くんがミジンムシを抜きに来た。昨年ボスレイとミッヒーが標本にしてくれたものだけで、600頭ほどあったそうな。
次にFITの未整理標本からミジンムシを抜いてもらい、ついでにコガネムシ類も分けてもらった。昼から21時過ぎまでやって、ようやく半分程度が終了した。残りは北大に送ることになる。

13時から昆虫ゼミでネパールのゴウリさんが論文紹介。論文自体がいまいちだった。
20時ごろから弘岡君、安藤さん、井田さんに手伝ってもらい、展示の準備をした。腰の重かったイーゼルの組み立てもあっという間に終わった。助かった。
東京の岡島賢太郎くんに訊いて、未同定のツノゼミもかなり解決した。明日は会場設営の大詰めだ。
22時から終電まで、昆虫学教室でビールを飲んだ。このビールのために午後から何も飲まなかったのである。
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永幡先生は「自分で見つけたバッタのスケッチをしてくること」という課題を出したそうだ。さすが、KY(昆虫擁護派)の永幡先生だ。学生も大喜びにちがいない。私だったらカマドウマにする。それで思い出したのだが、コーネル大の昆虫学の授業では、15目の昆虫を採集して標本にするという課題があったそうだ。日本でもこういう課題をだしたら勉強になるのではないだろうか。
http://ameblo.jp/rosalia-coelestes/entry-10598995218.html