断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

学生さんたちの昆虫学会の準備が本格化。今日も金尾君とタクト君が朝から標本との格闘に来ていた。どちらも感覚が問われる作業で、まだまだ修行が必要だ。
ツノゼミ展に感激したユーザー感性学専攻の学生さんがナントカという授業の発表でツノゼミを紹介してくれるそうで、今日はその発表する物をもってきてくれた。写真が冊子になっていて、そのまま売れそうなものだった。こういう発展の方法は嬉しいものだ。
午後に矢原研(理学部の生態科学研究室)の新田さんと廣田君が、九大に実習に来ている高校生6人を連れてこちらの標本室見学に来た。1人の虫嫌いな子を除き、予想以上に盛り上がり、みんなで舐めるように標本を見ていった。帰りに寄ってもらったツノゼミ展も喜んでもらえたようだった。
今日も実験の指導。4年生は手先が慣れてきて、もうすぐPCRまでは親離れできそうだ。昨年までは失敗が多かったが、その失敗のおかげで、今年はかなり順調に進んでいる。昆虫学会にも間に合いそうだ。この次の次の解析が一番大変なんだけどね。これを機に実験のマニュアルを改訂した。
タクト君とミッシーはパスポートを取りにアクロス福岡へ出かけたそうだ。学生係に行かなかったようでよかった。(タクト君のお母さんがこのブロブを見て、「先生の言っていることは間違っているよ」とタクト君に連絡してきたそうだ。お母さん、すみません。)
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一昨日のウスキシロチョウの件を書いた直後に矢原先生より、福岡では大変珍しいはずなので、矢田先生に伺ってみたらとのメールをいただいた。そこで今日、矢田先生に伺ったところ、記録はあるが非常に珍しく、どこかに記録して欲しいとのことだった。うーん、なるほど。でも蝶の短報って書いたことないなぁ。