断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

11時前に起き、荷物を片付けて、ネットで駅の近くのラーメン屋を調べる。すると、駅前の通りに「ラーメン屋」というラーメン屋を発見した。そして開店直後にラーメンを食べる。化学調味料の濃い味のない、優しい味の懐かしいラーメンだった。福岡には滅多にない味なので、とても美味しく感じられた。
12時半のバスで空港へ。バスへ乗り込むと、空席はたくさんあるのに、毛の長い人が私の横に座ってきた。とても席が狭くなり、暑苦しかったが、横を向いて車窓に広がる水田を眺めて過ごした。そのうち先程の美味しいラーメンが思い出され、空港のレストランでラーメンを食べることにした。
空港の3階に豚肉料理の店があって、ラーメンがあった。さきほど食べたばかりで苦しかったが、とてもおいしかった。財布に数百円しかなかったので、毛の長い人に払ってもらおうと思ったが、結局、細石君に払ってもらうことになった。毛の長い人と細石君は駅近くの寿司屋で鱈腹寿司を食べたらしい。
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昆虫学会を振り返って:
鶴岡はいいところだった。どこへ行っても人が優しかった。山形全般にそうなのだろう。性格の良い永幡さんが山形に定住した理由の一つと思われる。
学生がみんな元気でよかった。分類の論文のページをめくるような発表は相変わらず多く、以前はそういう発表を否定的に感じていたが、今回からまあそれはそれでいいのではないかと思うようになってきた。あまり面白いとは思わないし、学位を取ろうという学生には決して勧めないけれど。