断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

この時期恒例のヒゲブトオサムシの記載を始めた。今回は新属新種。絵にしようと思ったが、今年は写真にした。今回の種は触角が大きすぎ、A4の紙に収めようとすると胴体が小さくなってしまう。そうすると胴体の細かい部分が描けない。ということに下書きを始めて気づいた。時間もないし、まあいいか。
今回の種は10年以上前に入手したもので、ある亜族に入るものと信じており、それを意識して学名を考えたのだが、よく見たら別の亜族で、それはもう驚くべき結果だった。そこで急遽学名を変更。ありそうで無いギリシャ語名が思いついた。
学名といえば、きまぐれ生物学の仲田さんから、「生物学名勉強会」というメーリングリストのお誘いを受けた。命名規約からラテン語からいろいろと話しあうそうだ。軌道に乗るのが楽しみだ。