断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

毎朝職員用の通用口から博物館に入って、展示室を通って、研究室へ行く。その途中にある展示にいつも心を奪われる。
お気に入りはこのハチドリの展示ケース。ケース自体は100年以上前のものだそうで、中のハチドリも少し色あせているが、「標本力」を感じさせる見事な量と配置。


今日はWroughtonillaを中断し、Aleocharaを再開した。Wroughtonillaベルギーの博物館から標本を借りて比較する必要がでてきたので、今回ここからも借りて行くことにした。
Aleocharaは難解で、これを先に片付けておくと後がかなり楽になる。やりながら、最近査読してリジェクトした某国研究者の原稿を見てみて、同定や検索表が間違いだらけであることがよくわかった。リジェクトの理由は他にもあるのだが、判断は間違っていなかった。
今日も朝から研究のみで、席をほとんど立たなかった。あまりにも集中しているので、あっという間に夕方になってしまう。
夕方、コインランドリーに出かけた。ニワトリとアヒルが使い方を教える絵があって、なかなか味がある。洗い物は、トサカだったり、羽だったり、脚だったり。
洗濯は4ポンド。乾燥機は30分で2ポンド。どこも同じだが、日本に比べるとちょっと高い。こっちの人にも少なからぬ出費なのだろう。見ていると洗濯機にぎゅうぎゅうに詰め込む人が多かった。