断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

今日からGyrophaenaを開始。K国勢が一通り解剖した形跡がある。解剖は問題ないが、なにしろ標本の扱いが汚い。
先日リジェクトと判断したC国人の論文の間違いを具体的に指摘した手紙を雑誌の編集者に渡し、著者に転送してもらった。絵が悪すぎて半部くらいの種は何に相当するのか全くわからない。残りの「新種」のほとんどは既知種だった。そのままどこかに出版されると後々困るので、「現状では問題が多すぎるので、どこにも出版しないで頂きたい」というお願いを兼ねた。
夕方から竹松さんと食事に出かけた。レバノン料理で、おいしかったが、量が多くてたべきれなかった。1皿でたくさんという皿が10枚くらい出てきた。九大時代の思い出話しなどを伺った。日本では本当にお忙しいようで、「この先こんなに研究できることはないだろうな♪(´ε` )」と幸せそうだった。