断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

今日はジュネーブへの移動日。スーツケースが23キロ、顕微鏡とカメラのキャリーケースが18キロ、パソコンや書籍のカバンが12キロの大荷物で、エレベータのないアパートの5階から下ろすことから始まって、チューブ(地下鉄)に乗って、空港のチェックインまでに疲れ果てた。
ヒースロー空港の荷物検査が厳しいと聞いていたので、早め(2時間半前)に空港へ着いた。しかし、検査の前に顕微鏡だよと伝えたら、X線の検査機からサイレンのようなすごい音がしたものの、なにも開けられることはなかった。行きの福岡空港の執拗な取り調べとは大違いだが、これでよいのかと不思議な気もした。
空港についてもなかなか搭乗口が表示されない。この掲示板によると、出発の30-40分前に搭乗口が表示されるとあるが、遠い搭乗口までは20分かかると書いてある。出発の15分前には搭乗口が閉まるそうなので、計算が少し合わないが、まあそういうものなのだろう。たしかに出発の40分前に搭乗口が表示され、搭乗口まで20分近くかかった。

ジュネーブ空港に着き、ポンドからスイスフランに両替したのだが、レートが恐ろしく悪かった。425ポンドが570スイスフランに。よくわからないかもしれないが、とにかく悪い。
17時半ごろ、空港から電車で1駅のジュネーブ駅に到着。細石君おすすめの駅前のBerninaホテルにチェックインした。古風で小奇麗な良いホテル。
久々に白米が食べたくなり、ホテルの近くの日本料理店に入ってみた。恐ろしく高く、一番安いマーボー豆腐とご飯とビール(ジュースと同じ値段)で、3000円もした。明日から食事のことを考えなければ。