断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

不在中に荒れ放題だった畑を「開墾」した。とくにナガミヒナゲシが非常に元気に育っていた。おかげでタマネギが不作。周辺の花壇では(花がきれいなので)わざと放置してあるし、草刈りのおじさんもなぜか避けてこの植物を残す。そこから種が飛散する限り、決して駆除できないだろう。まあ、抜きやすいので、それほど嫌な草ではないが。その他の優占種であるオランダミミナグサやホトケノザはすでに枯れていたので、緑肥替わりに梳きこんだ。わずかに生えていたカラスノエンドウも緑肥に。
チューリップの掘り上げもした。初年に植えた10球が毎年1.5倍ずつ(開花球のみ;開花球=翌年咲く大きさの球根)増え、3年目にして30球ほどになった。通常、花が咲き終わると、開花球に大き目の子球が1つ付く。半分の子球は翌々年に開花するが、もう半分はすでに開花球程度の大きさになっており、翌年に咲く。それで1.5倍に増えるというわけである。チューリップの安定した増産にはいくつかのコツがいるが、冬に多湿な福岡はかなり育てやすいと思う。
開墾した場所にはたっぷりの牛フンと石灰を入れ、トマトとゴーヤの苗を植えた。トマトはミニ系と中玉系の3品種の接ぎ木苗にした。チューリップの跡地には枝豆の種をまいた。