断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

朝、初日の店でワンタン麺を食べて、市岡さんと田中君に空港まで送っていただいた。本当に楽しかった。とくに、乾さん、兵藤さん、菱さん、私は同い年で、いろいろと刺激があった。ちなみに、分類学ではなぜか同い年がほとんどいない(私の少し上の1971−73生まれが非常に多い)。
ミリ空港からエアアジアでクアラルンプールへ。機内で吉田修一の「7月24日通り」を読んだ。
空港から市内のKL Sentralに向かうバスに乗ったのだが、これが8リンギと非常に安かった。空港のターミナル間のタクシー移動で40リンギもかかったのに。
ホテルについて、付近をブラブラする。以前に小松君にNilautamaというツノゼミの話しをしたとき、「あのホテルの裏の公園にこれがいそうな気がします」と言っていたのを思い出し、探してみると本当にいてびっくりした。超能力があるとしか思えない。
私も初めて見るツノゼミで、とても嬉しかった。カメラを取りに戻って撮影。そういえば知久さんもクアラルンプールの街中で見たことがあると言っていた。ツノゼミはアリがいれば、他の虫が全然いない街中でも必ず何かしら見つかる。

その他、マルツノゼミの一種Gargara sp.とコツノゼミの一種Tricentrus sp.を見つけた。いずれもツムギアリが守っている。非原生的環境ではツムギアリがツノゼミ発見の良い目印となる。


夕方、細石君と小松君が日本から到着。22時過ぎにJoe Parkerがニューヨークから到着し、4人で中華を食べに行く。