断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

8時にホテルをタクシーで出発して、9時にLCCTターミナルに到着。ハエの多い食堂で時間をつぶして、11時45分のエアアジアでハジャイに飛ぶ。機内で有料のサンドイッチを食べるが、結構おいしかった。
ハジャイに到着するとANeTの人たちが大勢迎えに来てくれていた。そのまま送迎バスに乗り、Sakura Grand View Hotelに送っていただく。ホテルのチェックインでは、なぜかいまどきパスポートを預けさせられた。1泊4000円ほどだが、非常に豪華な部屋だった。
部屋に荷物を置き、早速、知久さんとソンクラー大学の敷地に虫を探しに行く。大学までは3キロメートルほどの距離なのだが、ミニバスとタクシーを乗り継ぎ、40分もかけて到着した。小松君と理学部の前で待ち合わせしたのだが、結局会えずじまい。
ツノゼミは少なく、わずか4種ほど。しかし、初めて見るものが1種あった。写真はド普通種のオウシツノゼミだが、地域ごとに形や大きさが異なる。ここの個体群は総じて角が長く、小型であった。

帰りは3キロメートルの道のりを歩こうと決めたが、カメラ等をかついでおり、思いのほかつらいと思っていたとき、運良くミニバスを拾ってホテルまで戻った。
ホテルの前の店でビールを買い、部屋で知久さんとツノゼミ談義。日本でツノゼミ談義の出来る人はおそらく数人だろう。話は尽きない。
それから知久さんと細石君と3人で繁華街へ食事に行く。店に入るとバクティアさんとニハラさんが席についており、一緒に食事をすることにした。マナガツオの生姜蒸しやエビチリ、マンゴーのサラダ(ふつうはパパイヤ)などを食べる。どれもおいしいものだった。
帰って明日の口頭発表の準備をする。明日は7時半にバスが迎えに来るという。