断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

6時半に起き、朝食を食べる。疲れており、食欲がない。
7時半にバスが到着するはずで細石君と待っていたが、結局8時過ぎにやってきた。
大学に着き、大会参加費などを支払う。ANeTに参加するのは6年ぶりで、いろいろな人と久しぶりに挨拶を交わす。
長い長い挨拶や儀式のあと、口頭発表が始まる。発表を聞きながら自分のスライドを練りに練る。
昼食を挟み、14時半に自分の発表がまわってきた。英語の口頭発表は実は初めてだったが、聞いている人の大部分はnon-nativeなので、あまり緊張せずに話しを進めることができた。期待していた以上に好評で、終わった後にいろいろな人から面白かったとお褒めの言葉を頂いた。いい歳をしても面と向かって褒められると嬉しいものだ。
今日の口頭発表は15時半に終わり、それから細石君と小松君と大学構内に採集に出掛ける。昨日は不調だったツノゼミも今日は好調で、9種ほど採集することができた。アリは少なく、ヒメサスライアリはヒの字もいない。
19時から懇親会。イスラム圏なのでビールがないのは淋しかったが、タイ南部の独特な料理に、演奏や踊りなど、とても楽しかった。最後のほうは参加者全員(60人ほど)でこちらの舞踊をホークダンス風に踊って笑った。



21時に閉会したが、ビールのないのに不満な人が多く、それから30人ほどで町に繰り出す。久しぶりに痛飲した。
23時過ぎにホテルに戻り、知久さんの部屋を訪れる。今日はツノゼミは不調だったようで、明日は一緒に大学に行くことにした。