断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

夕方からハネカクシの原稿と標本撮影を進める。Casey (1893, 1900, 1911)の記載した北米産Myrmobiota属のタイプ標本をスミソニアンから6年ほど借りっぱなしにしていたが、ここへきてその返却を求められたので、尻に火が付いた。MyrmobiotaHomoeusaの下位同物異名になりそうだ。他にカンザス産の1新種と、私がシカゴで採集した1新種がある。
ここ数日、伊坂幸太郎の「モダンタイムス」を読みふけっていた。途中までは面白かったが、期待外れだった。伏線に意味が薄く、行き当たりばったりという印象。謎が残りすぎるのも後味が悪い。