断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

「メダマヤママユ」という蛾の仲間である。今回は月齢が良く、多くの蛾が灯火に飛来した(新月が良い)。そのなかでこれらメダマヤヤマユの仲間の種数の多さには驚かされた。この仲間に共通するのは、捕まえると気持ちの悪い腹部を曲げて死んだふりをすることである。目玉模様のないものもあって、それは愛嬌もなく、毛虫に翅の生えたものにしか思えなかった。