断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

今日は学生さんら5人と宝満山へ。昨日の大雪があったし、天気予報を見ると「雪のち晴れ」とのことだったが、人の多い山なので、道が踏み固められているであろうと期待して出かけた。10時近くに登山口に到着。昨年の1月に行ったときにも雪が積もっていたが、その時はアイゼンで削られた氷が程よく砂利のようになていて、全く滑らなかった。しかし、新雪だと具合が違うようで、非常によく滑る。細心の注意を払いながら登る。雪は絶え間なく降り続き、途中でわすかに弱まる気配があったが、残念ながらずっと視界は悪かった。

12時半すぎに頂上へ。ラーメンを食べて、コーヒーを飲んで、それから記念撮影。撮ってくださったのが親切な方で、この写真もその方の提案によるもの。



下りはもっと滑りやすく、板谷君と安藤さんはアイゼンをつけていたのだが、つけていない残りのみんなは何度も転んでしまった。私は途中で足がつって歩けなくなってしまったが、松尾君にマッサージしてもらい、通りかかったおじさんに飲み薬「芍薬甘草湯」をもらって無事に歩けるようになった。足がつるなんて初めてで、少し情けなかった。
登山口に降りると、バスの時間がかなり先で、駅まで歩こうか待とうか迷っていると、別の親切なおじさんが車で送ってくれるという。駅に着いて蕎麦屋に入り、熱燗で暖を取って、それから蕎麦を食べた。
それにしても福岡には親切な人が多い。今日出会った方々に感謝。天気は悪かったが、雪景色は実にきれいだった。