断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

今日は下関の豊田ホタルの里ミュージアムで講演させていただいた。図書館や事務の方々に同行させてもらい、11時過ぎに到着した。豊田町の道の駅「蛍街道西ノ市」で地元の野菜を使ったバイキングがあると聞いたので、そこで早めの昼食をと思ったのだが、すごい混雑で、12時過ぎにようやく席に着くことができた。人気があるだけに大変おいしかった。
川野さんのご紹介で講演を開始。昼食後でウトウトしている人もいたが、子供たちがまじめにノートを取りながら聞いてくれたのが嬉しかった。講演は1時間半で、ゆっくり話してちょうど良い時間となった。
川野さん撮影
講演終了後、日本海側をドライブしようということになり、まずは「大日比ナツミカン原樹」という、日本のすべての夏ミカンの親木を見に行った。人家の庭あり、一同、「へぇ・・・」 近くの海がきれいだった。


それから、「金子みすゞ記念館」を見に行った。小さくまとまったきれいな博物館で、金子みすずの詩にも感動した。それと、昔の学生の作文があったのだが、その文章の揃って美しいこと。日本人は退化しているなと思った。




日本海側を下関に向かい、途中に「臨界絶景の神社」というのを見つけ、そこに行ってみた。たしかに絶景だった。鳥居がたくさんあった。


19時ごろ下関につき、なにかおいしい物を食べましょうと店を探し、「魚正本陣」という店でいろいろな魚を食べた。トラフグの刺身を初めて食べたが、たしかにオツなものだと思った。(しかし私は宗教上の理由でネギを食べることができないので、ネギを巻いて食べるという真にオツな食べ方はできなかった。)変わったところでは「ゴリの唐揚げ」で、種名は判然としなかったが、卵の一杯詰まった小さくておいしいハゼだった。とにかくおいしい店で、再び訪れたいと思った。