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断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

今日は朝から石起こし。内戦で壊されたり、自然に崩れた遺跡の石が広場に放置されているのだが、それが絶好の採集地になっている。2歳から石起こしを始めた小松君は、水を得た魚。全身をつかって大きな石をどかしている。いつか腰に来るだろう。


そのときに見つかったのが、このアシナシイモリの一種Ichthyophis sp.。生き物が好きな子供であれば、図鑑で見て誰もが憧れたに違いない。私も厭きるまでアシナシイモリの写真を眺めていたくちだ。小松君と石を起こしていて、ほんの一瞬、体の一部が見えたのだが、2人とも瞬時にアシナシイモリだとわかり、大騒ぎをして捕まえた。
体表はヌメーっとしていて、ヌメリの少ないウナギのよう。見た目はミミズそっくりだが、「ブルースリーのつなぎ」を逆にしたような模様がある。
東南アジアに広く分布していて、潜在的に少ないものではないはずなのだが、日本人がつかまえたという話しはあまり聞かない。だから私も、まさか自分自身で野外で観察できるとは思わなかった。隊長は30センチメートルほど。

山本君はウィンクラー装置で土壌性ハネカクシの抽出をしている。