断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

小松君がアリノスシジミを見たいと言うので、今日はツムギアリの多いところに出かけた。これまで散々探しているのだが、見つからない旅行が続いていた。そして今回、小松君の努力と私が高枝きりばさみを持参したことにより、めでたく巣内に蛹がいるところを発見することができた。みつけた時の小松君の興奮ぶりは異常だった。また声にならない奇声をあげ、地面を転がったり、とび跳ねたり、座禅を組んで空中浮遊をしたりしていた。通りかかった自転車のおじさんがポカンという顔をして眺めていた。
昼はその近くの食堂へ。きれいなお店なのだが、有本君がウシの糞で採集した生きた糞虫を出して見せてくれた。