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断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

さる方からタイのヒゲブトオサムシを頂いた。新種の可能性が高い。この種群はちょうどドイツの研究者がまとめているので、その方にお送りする。私でも記載できるけど、活発に良い仕事をされる専門家がいて、その人が先にやっているのであれば、競争しないで積極的に協力したい。

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先日、某国で採集したミドリズキンツノゼミ。緑色の美しい種で、とくに雌は鮮やかな色をしている。しかし死んで乾燥すると絵具が流れるように緑色が斑になってしまう。写真の個体はシリカゲルの上に載せて熱乾燥したもので、かなり奇麗に色が残った。現在、別個体では超低温で冷凍して乾燥させている。それがどうなるのか楽しみ。昆虫の標本では、ナナフシやバッタを代表として、このような「草色」を残すのがいちばんむずかしい。

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吉冨さんにいただいたサスライアリの雄。灯火採集でよく採れるので、あちこちのを集めている。アジアのサスライアリの分類は安定しているようだが、雄はちゃんと検討されたことがない。標本の集積によって何かが見えてくるかもしれない。

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昨日のWhitesloaneaの撮り直し。曇りの日のない半砂漠で咲く花は、ストロボ撮影して影をつけたほうが雰囲気が出る気がする。