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断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

フィリピンでは毎日早起きだったので、無駄に早く起きてしまった。
春の陽気。スイセンがちょうど満開で美しい。赴任直後に3株ほど買ったものが年々殖えている。

気難しいとされるガガイモ科のWhitesloanea crassaは無事に冬を越した。というより、大きくなった。小さい方の株は3センチほど伸びた。
「日本産魚類検索 第3版」が届く。日本産の魚類全種を2425頁で絵解き検索しているとてつもない図鑑。こんなすごい本が作れるのは日本だけだ。しかし、本書に「日本では、生物標本の持っている意義についての理解が薄い」とあるように、基礎となる標本の蓄積は欧米のそれよりずっと劣っている。そんな状況でこれだけの発展があるのは誇るべきことである。国や市民の博物学への理解は三流以下だが、研究者だけは超一流ということを本書で再確認した。