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断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

いつの間にか5日も空いてしまった。最近は何をしているかというと、何をしているのか思い出せないくらいに実の無いことに追われている。日曜からタイに行くのだが、まったく実感がない。帰ったら夏の昆虫展の準備が本格化する。
今日は志摩歴史資料館、伊都文化会館、糸島市役所二丈庁舎へサテライト展示の入れ替えに出かけた。つつがなく終了。と言いたいところだが、標本箱が倒れていて、ゾウカブトの足が折れていた。気をつけなければ。志摩歴史資料館のお姉さんが美人なので、毎月行きたいところだが、予算の都合上、なかなかそうはいかない。
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『生物の科学 遺伝』という雑誌に昆虫の連載が決まった。生物系の格調高い雑誌として憧れていたので、とてもうれしい。年明けからの予定で、いまから何を書こうか練りに練っている。読みやすくて、読んだ人が「あはーん」となる随筆風のものにしたい。
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また別に嬉しいお知らせもあった。昆虫学会の「若手奨励賞」の受賞が決定した。「昆虫学に関わる活発な研究活動を行い将来の発展が強く期待される」人が、毎年1人選ばれる。私のやってるような生粋の基礎生物学たる分類学の業績が評価されたことは、若手で分類学を目指す人の刺激にもなると思う。その点でも嬉しい。昨年は「昆虫学会賞(=論文賞)」をいただいて、また一つ、学会に恩義ができてしまった。受賞に見合うような研究ができるよう、頑張らなければ。
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加えて、「アリの巣の生きもの図鑑」の2刷が印刷された。最初は売れる自信がはっきりいってなかった。中身には自信があったが、このような専門的にもほどがある本、しかも4500円もするのもが、簡単に売れるとは思わなかった。それが信じられないほどの大反響で、初版の在庫状況を聞かされるたびに驚いた。書評をしてくださった方々、ネットで感想を述べてくださった方々、また思い切って出版して宣伝くださった出版社の方々のおかげである。ほんとうにありがたい。