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断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

朝食時、ホテルの5階にレストランがあり、そこからの眺めが素晴らしかった。ほかに高い建物がなく、近くに霧に包まれたアマゾンの森が一望できたのである。
11時にタクシーでEIの事務所に行き、昼の舟で宿に向かった。今日は途中に赤いシカの仲間を見ることができた。
さっそく、グンタイアリを探してジョーと森のなかを歩きまわる。その名も「アリの歩道」。しかしさしたる成果はなし。ヤシの仲間Iriartea deltoideaの気根が、なんというか、あれにそっくりで、見かけるたびに気になった。現地名は絶対にそういう名前に違いないと思ったのだが、訊いてみたところ「針」という意味だそうだ。面白くない。

夕方から灯火採集を開始する。ジョーが幕と20ワットほどのブラックライトを持ってきてくれ、私のHIDライトも併設した。ジョーは多数のアリヅカムシに大喜び。
夕食はデザートのプリンが恐ろしく甘く(おそらく砂糖が80%くらい含まれている)、一口でやめた。
食後に灯火採集の続き。ウグイスコガネ、ビワハゴロモ、メダマヤママユなど、南米らしいさまざまな虫が飛来した。また、ハチにそっくりな別の蛾も来て、これにも驚かされた。ツノゼミでは、変わったハチマガイツノゼミの一種Heteronotus sp.が嬉しいものだった。
金曜日だからだろうか、欧米の若者が深夜まで歌って騒いでいた。強力な耳栓を持ってきてよかった。