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断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

たまたま都合がついて、事務のお姉さん2人と「てんてこ」にお昼に行くことになった。日ごろの楽しいお仕事生活を暴露し、たいへんすっきりした。
今日もアルバイト学生3人体制でいろいろ作業していただいた。1人には昨年5月にタイで採集した虫の標本を作ってもらっていて、私もついでにクワガタを針に刺した。虫に針を刺すというのは、なかなか簡単にはできない作業だと思うので、学生さんには台紙貼り標本だけを作っていただいている。茶色いノコギリクワガタはモーニッケノコギリクワガタのテナッセリム亜種のようだ。図鑑では4つ星だが、個体数は一番多かった。クワガタがたくさん採れるのは夢のように楽しいので、来年もタイの同じ場所に行こうと思っている。
この栗色のクワガタを見ていて思い出したのだが。クリの英語を知っている人は案外少ない。これまでに聞いた九大の学生もほとんど知らない。私も「聞いたことはあったが、覚えていなかった」。一昨年外国人を山に案内したときに、クリの木を説明するときにどうしても出てこず、「マロンっていうけど、フランス語だよな」とモヤモヤした。それ以降、いろいろな学生さんに聞いている。それで昨日、アルバイトの学生さんに聞いたところ、1人が「チェスナット」と5秒で解答した。しかも私は昨日まで「チェスナット」だと思い込んでいて、間の「t」は発音しないことを初めて学んだのであった。世の中知らないことばかり(今回の件はただの無知だけど)。

夕方から自分の研究開始。ロンドンで借りた標本の撮影と解剖を進める。なかなか面白いことがわかってきた。
夜は2日連続でラーメンとビール。知久さんの影響で、「生」より「瓶」のほうがおいしいと思えるようになってきた。たいていどの店にも「瓶」がある理由がこの歳になってわかった。ペルーから戻って体調が一定しないのだが、なぜかお酒は平気。この店(赤のれん&とんとん吉)に入ると、「あっさりのカタ、ネギ抜きですね」と確認されるだけ。